それにはあまり意味がない

明日の朝、目覚めるための夜の過ごし方。

「好きだ、」

言葉が出ない瞬間が訪れる時、私はとても幸福なのである。正確に言うと、愛すべきモノを目の当たりにした時に、私の頭は思考停止状態になってしまう。


おいしいものを食べたとき、ライブでだいすきな歌を聴いてるとき、テレビを見てるとき、映画を見てるとき、大好きな人といるとき、大好きなことをしてるとき、そういう時間を体験した時、私にはそれを語るべき言葉が出てこない。


ただ唯一、私に語れる言葉があるとすれば


「好きだ。」


としか言えない。だから私は、本当に本当に好きなものを表現する事が苦手だ。あの幸福感はこんな程度じゃない、こんな言葉じゃ語れない、そう思うと、言葉に詰まってしまうのだ。


「好きなことをいかに表現するか。伝えるのか。」これが私の人生のテーマだったのではないかと、最近考えている。


私は、言葉を捜している。私は、表現方法を探している。あの日あの時あの場所で。確かに共有していた、あの感覚を表す最良の言葉を。


「好きだ。」ではなく「好きだ、」と、今は言いたい。その後に続ける言葉を、私は探している。私は常に、想いを伝える為の方法を探している。


*映画「好きだ、」もうすぐ公開。タイトルだけ見て書いた文章ですが、果たしてこんな内容なのでしょうか(んなわけない)

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