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それにはあまり意味がない

明日の朝、目覚めるための夜の過ごし方。

こんなモーニング娘。はめちゃイケだ。(ハロモニ 07.02.11放送回)


ついに光井愛佳さんがハロモニに初登場なさいました。当初は光井さん中心に感想を書いていく予定でしたが、今回のハロモニはあまりに情報量が多かったため、記事を複数に分ける事にしました。まずは今回の放送から見えてきた、今後の娘。のキャラ付けを僕の敬愛するめちゃイケメンバーに例えていこうと思います。


道重さゆみ矢部浩之


今、娘。の中で一番バラエティ能力の高いメンバーは、ずばり道重さんです。今回の放送内においても、彼女の発言・リアクションには一切の無駄がありませんでした。「ホワイトデーのお返しに何が欲しい?」という質問に「自分があげたものより質が良い(高い)モノ」という返答を返せるのは基本として、その件の中で「チョコの代わりにプレゼントするとしたら何?」という応用編にも「愛情」という正解を出してきます。きっちり一言で落としたのは見事。さらに、モノマネコーナーでの対象のチョイスも「さとう珠緒」という100点満点の回答。このチョイスは構成作家さんによるものでしょうが、それは彼女のキャラ付けがはっきりしているからこそ。多くのメンバーがハロプロ内モノマネに終始する中で、しっかりスタッフサイドの要求に応える能力を身に付けている事は評価に値するでしょう。


そして一番の見所は、コーナーのご褒美であるビーフシチューの試食。彼女は感嘆の声を洩らしながら「これ8から10(口)って言いましたよね。0口でいけますよ。」というコメントをしたんだけど、これってかなりレベル高いんですよ。番組内ではカットされちゃってるんだけど、恐らくゲストのコージー富田さんがこのビーフシチューを説明する時に、肉の柔らかさをたとえて「8口で食べられる」というコメントをしたんでしょう。それを彼女は覚えてて、そのコメントにかぶせる形でリアクションを取った訳です。これはしっかりフリオチの構造を理解して、なおかつ全体の流れを把握してないと出来ない事なんですよね。


ハロモニでは石川さん+ゲストが仕切りとツッコミ役を担っていて、また今の道重さんは基本的にボケ役を求められており、しかもそれがそこそこハマッているので、なかなか道重さんから矢部さんを連想するのは難しいでしょう。ただ、ツッコミというのは常にボケを理解し、フってフってフっといて、さらに時にはボケ役もこなさなければなりません。アイドルである娘。には、自分達のホーム(ハロモニ・ライブ)以外では特にボケの能力が求められますし。そこを自覚的に使い分け、常に全体の流れ・空気を読み続けていく感覚を兼ね備えているのは道重さんを置いて他にはいません。完全無欠のキャラではない、メンバーからのツッコミ待ちもできる道重さんこそ仕切りに相応しい人材でしょう。


藤本美貴加藤浩次


粗暴。狂犬。バイオレンス。イメージ的にも加藤さん=藤本さんは理解していただきやすいと思うんですが、もちろんこれにはそれなりの根拠があります。ツッコミにおいてもボケにおいても、常に二番手の位置を確保できる能力を持っているのが藤本さんであり加藤さんなんです。何でも屋じゃなくて、二番手っていうのが重要。集団を離れれば主役を張る能力を持ってるからこそ、この役割が機能すると。状況によってトップのボケツッコミは変わっていく訳ですが、主役はどうしても場の流れを作っていかなければなりません。主役が狂言回しとして話を展開していく時に、場の流れとは若干離れた所から、純粋にボケる・ツッコむ役割こそが二番手の位置にいる者に求められる能力です。もちろんその逆に、トップの横で狂言回しに徹する事もあるよと。大物芸人の横に必ずいて欲しい今田耕司師匠をイメージしてもらえるとわかりやすいですね。


吉澤さんの卒業もあって彼女は娘。のリーダーになる訳ですが、昨年末辺りから先日のうたばん、そして今回のハロモニと、音声のみを聞いてると常に彼女の声が聞こえてくるのがわかると思います。ここは明らかに以前の藤本さんと違う所です。ガヤで気を抜かないっていうのはつまり、常に回りに気を配れているという事。目隠しして触っているモノを当てるゲームで、答えを言おうとしている久住さんをフォローしてあげていたのは藤本さんだし、うたばんでも久住さんに話を振ってあげようとしたのも彼女。でもただの便利屋になるわけではなく、自分というものはしっかり持ち続けている。歴代リーダーとはまた違った形で、彼女なりのモーニング娘。という集団像を描いていけると思ってます。


亀井絵里浜口優


ここはすんなりイメージしやすい二人だと思うんですが、二人の「天然」ぽさって本当はちょっと質の違うものだと思うんですよね。でも両者とも天然の根は深いですし、何より「笑顔がアホの子」そのものっていう最大の共通点がありますから。すぐ調子乗って悪ノリするとことかは本当そっくり。辻さんもですけど、やっぱり「アホ」だの「バカ」だの言ってて可哀想にならない才能ってすごい大事で。そういう意味で、笑顔は最大の武器なんです。笑顔に陰りがないからこそ、こっちも安心してバカにできると。あとコントのキャラになりきれるのも、この二人ならでは。どんな衣装も似合っちゃう感じ。


亀ちゃんのいいところは、この位置に満足してないとこ。常に上を見てるところがおもしろいの。久住さんやら光井さんがフィーチャーされてるとこで嫉妬(キャラでやってるとこよりもっと無意識で)してる感じがいいふり幅になって、今後さらに彼女を愛すべきキャラに変えていくと思います。


田中れいな鈴木紗理奈山本圭一


浪花のドスケベ。愛すべきピエロ。本質的に彼女は紗理奈さんっぽい要素を持ってるんですが、(個人的には)山本さんのキャラを受け継いでいって欲しいなと思ってます。紗理奈さんに関しては、もう田中さんの将来像ってあんな感じになるんじゃね? っていう予感すらしてます。「ぶっちゃけ」キャラがここまではまるメンバーは田中さん以外いないんでね。ハロプロちゃんねる。内での久住さんに対する「お前ジャマ!」っていうツッコミはマジで言い方から雰囲気まで紗理奈さんそのものだったと思うの。


と同時に、れいなさんの持ってるピエロ要素って山本さんっぽいんだよなぁ。自分大好きかつ若干イタイ子なとことか、上手くツッコめる人がいると相当面白いと思うんだけども。極楽さん往年のケンカネタとかすげぇ似合いそうなんだって。万歩計対決後の告知タイムの映像を確認して欲しいんだけど、4秒前の時に光井さんに目配せを送ってるのね。この後光井さんが告知の邪魔をしに入ってくるんだけど、これって完璧にネタフリの合図でしょ。モーニング娘。がみんな遠巻きに見てる中で、田中さんが一人ぼっちで「なんでれいなだけのけものなの!!」って地団駄踏んでる姿とか想像するだけでわくわくするよね? ね?


新垣里沙岡村隆史光浦靖子有野晋哉


最近ガキさんリーダー・司会待望論をよく目にするけれども、現時点ではちょっとその意見には納得できない。歌・ダンスの本業の方では十分リーダー足るに相応しい実力を身に付けてると思うけど、評価されてるバラエティ方面の方って実はツッコミだとか仕切りの能力じゃなくて、リアクション能力と適応力の高さでしょ。有野さんみたいに状況に応じて常にガヤを入れ続けてたり、ボケる時はまず流れの雛型をつくってたりね(有野さんのシュール部分の才能を持つ子はちょっと娘。の中では見当たらない。強いて言うなら紺野さんのボケ回答は有野さんぽかった)。モノマネコーナーでブーイングしてる感じなんてまさに光浦さん。基本的に虐げられた時・反体制派に回った時のリアクションの豊富さで冴えを見せるのが、がきさんであり光浦さんだからね。


もちろん仕切りの方でも才能の片鱗はところどころで見せてるんだけど、どちらかというと、ツッコミじゃなくてボケ的な司会が適してると思うのね。めちゃイケでの岡村さんの司会って、まずキャラがあって、その自分のボケから流れを膨らませていくでしょ。大きな意味ではボケてるんだけど、細かいシーン毎では仕切ったりツッコんだりしてく。そんなスタイルこそ、ガキさんの良いとこがより引き出せるんじゃないのかなと思うわけです。矢部オファーシリーズなんてその典型で、オカレモンっていう存在でのおっきなボケがあって、その上で矢部さんにがんがんツッコんでるでしょ。要するに新垣はガキレモンをやれと、そういう事です。


高橋愛武田真治雛形あきこ


高橋さんはむしろ全体と一線を画した方がもっとおもしろくなる様な気がする。半分ゲストみたいな感覚、っていうとちょっと違うんだけど。バラドルじゃなくて歌手で面白い人、みたいな。喜劇役者じゃなくてコメディ映画初主演的な。見た事ある人ならわかってもらえるかもなんだけど、星野真里的なおもしろさを目指して欲しい。金八先生の娘役の役者さんなんだけど、これがまぁ面白い事。


まぁでも高橋さんはむしろスタッフ側の使い方次第みたいなとこがあるから、本人は気張らず自然体でいてくれれば、それでいいんだと思います。


久住小春光井愛佳ナインティナイン


動きで魅せる久住さんには、若かりし頃の岡村さんを感じる。久住さんの動作の変態性はもっと注目されていいだろう。一方、光井さんには本当に末恐ろしい程の可能性を感じている。当面はボケ側に回るだろうけど、初回からあんなに喋れてリアクションをとれる大物ぶりには、あやや直系の頭の良さがあるとしか思えない。久住さんには天性の才能と不断の努力が。光井さんには絶対的な落ち着きと柔和な雰囲気が。一つ歳上で憧れの先輩を動けるボケに従えて、若干天然ボケのプッチバカを晒しながらも若手No.1ツッコミの座まで上り詰めていく。この二人には是非ナイナイさんを目指してもらって、いずれ二人で天下を取って欲しいなと、今から強く願っているとかいないとか。



番外編

石川梨華吉澤ひとみバナナマン


僕の大好きなバナナマンさんになぞらえて、この二人を。もちろん石川さんが日村さんで吉澤さんが設楽さんね。基本的に日村さんのキモさがフックとして世間に提示される訳だけど、この二人の真髄はコント。とにかくコントやらせたら、ちょっと若手の中で右に出る人いないんじゃないってくらいオモロイですよ。まぁ、もう若手じゃねぇんだけどさ。


設楽さんがボケていなして焦らして、日村さんがツッコンで右往左往させられて焦らされて、ってもうこういう流れをいしよしでやられたらたまんないって絶対。設楽さんのドSっぷりも吉澤さんの雰囲気にぴったりだし、日村さんの滑稽さだったり必死さドMさもまさに石川さんそのもの。いしよしはコンビを組めと、そういう事です。