それにはあまり意味がない

自由に生きて、強く死ぬ。

DNA


成長しないって約束は誰もしていないので、やっぱり年月というものは残酷なので、きっとこーゆーことは起こり得ることだったんだろうとは思います。思いますけれども、やっぱりうちひしがれてしまいますね。後藤真希さんがハロプロを卒業した、という文字を目にした時、やっぱり悲しみしか生まれてこなかった。たぶん、本人の口から聴いていたりだとか、歌声であったりだとか、そういう受け取り方をしていれば幾ばくかの安心感も湧いてきたのだろうけれども、「後藤真希ハロプロ卒業」というわずかな文字からはそういうニュアンスは伝わってこなかったのです。きっと僕は「ハロプロの」後藤真希が好きだったんでしょうね。ハロプロを追いかけ始める前から後藤真希っていう人の存在感は感じていたし、ハロプロを知れば知るほど、やっぱり「あの頃」の娘。の勢いであったり「ごっちん」の凄みというものに気づかされたから。もちろん怒りみたいなものは感じていて、それは今までの理不尽な脱退・卒業の際に感じたようなものと同じく、例えば仮想敵としてのジムショだったり世間だったり、弟さんだったりするんだけど。でも、今回は怒りとか憤りより、やるせなさだったり、せつなさだったり、ひょっとしたら、ただただ呆然と、どう受け止めればいいのかわからないような、そんな感覚にあったんだと、少し冷静になってからは感じていて。だってすぐにでもその件について何か書こうと思って、思ったのに何も書けなくて、気力がなくて、去年から今年にかけての様々なネガティブな事件の時とは、自分の中で明らかに何かが違ってて、じゃあそれって何なんだって言われると、まだ整理できていなかったりもする。だって僕らは「ハロプロじゃない」後藤真希のことを何も知らないじゃないか、何も見えないから不安だし、何も見えないから、整理のしようがない。



だいたいおんなじ毎日

そいで まあまあ それなりOK

だけど なんとなく空見上げちゃうんでしょ?



後藤さんの気持ちなんて代弁できないし、極論言えばわかる必要もないんだけど、もしハロプロの方向性や音楽性が彼女の求めていたものと違っていたのだとしたら



何年待ってみても 

何も降って来やしないんだろう?

君の胸のミサイル 抱えて行こう



「自分のやりたいことができないんなら、自分から新しい世界へ飛び出して行く。」これが真実であれば、全肯定しかないじゃん。だってめちゃかっこいいじゃん。ごっちんにしか、ごっちんだからこそ切り拓いていける道でしょ? ハロプロから飛び出して何にもない状態だってことは、それってもう何でもアリってことだから。ごっちんの行きたい場所へ何処でも行けるんだから。



そびえるロケット

錆び付く前に発射さ

何度でも打ち上げよう

Ready 3,2,1 Go!



乗り込むか見送るか、モーニング娘。は、ハロプロは、後藤真希は、常に選択を迫り続けてきた。だからこそ、今一度。あなたは「後藤真希」が好きですか?



錆び付く前に乗りたい

飛び出せば君は完ペキなロケット

オイデ Space Age BABY ROCKET DIVE

見えない場所へバンジージャンプ



明確な理由はないけど、僕は後藤さんが好きだ。でもきっと僕は熱烈なヲタではないしその資格もない。でも、好きだ。理由はない。それは、ハロプロ全体にも言えること。グッツもろくに買わないし遠征もしない。でも、好きだ。(D)だって(N)なんか(A)愛してる。だんだんなんだか愛してるし、だからなんでも愛してる。ハロプロは常に、変わってく、変わってく、そんなよくわかんない存在であり続けるんだろう、ずっとね、それは。そーゆーとこが好きなのかもしれないから、だから見続けようとも思うんだ、こーゆーことがあっても。なんだかんだと理屈をこねくりまわしながらさ。だから、「時間と空間」について本気出して考えてみたり「(擬似?)恋愛」を一生懸命してみたりしながら、ずっと見ていようと思う。だって僕らの前に出てくる彼女達はいつも完ペキ(璧が書けない類のかわいらしさを内包して)で、理由はそれでいい気がしているし、だから彼女のことを待っていようと思う。



翼 広げて君がFLY

待ってるだけの昨日にアディオス

新しい星が瞬く世界へ

SAIL AWAY



色々書いてみて、それでも頭んなかはぐるぐるまわってるけれども、やっぱり彼女らが好きで、それだけ言っときゃいい気がするし、それ以外に言うべき事がみつからないのでこれにて。