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それにはあまり意味がない

明日の朝、目覚めるための夜の過ごし方。

love the world / Perfume


love the world(初回限定盤)(DVD付)

love the world(初回限定盤)(DVD付)


やべぇぇぇぇぇ、なんでこんなマジヤベェアイドルユニットをノーチェックだったんだよっっっっっ!!!! ばか、おれのばか。俺のオシャレアンテナのあまりの不感症ぶりに泣き出しそうであります。ハロプロを好きになったキッカケはファンの方々のブログだったんですが、やはりPerfumeに関してもそうでした。結局はエロ火http://d.hatena.ne.jp/erohi69/という男の推しに負けたんです。エロ火さんとは数回お会いしただけの、坐ワタミでお酒を飲んだだけの、モナ的な、山本モナ的な関係性だったんです。あれは3ヶ月ほど前のことでしょうか、そんな彼から突然メールが来ておりまして、何かと思えば「Perfumeのライブチケット取ったんで、観に行きましょう」とのこと。当然のことながら選択肢は「断る」の1択しかないじゃないですか、だって別にPerfumeとか好きじゃねぇし。それにライブの日、俺の誕生日だったし。そこを最大限オブラート的なものに包んでメールを返したわけですよ、ネットで誹謗中傷とかされたくねーしさ。そしたらあろうことか、向こうから誘っておいて「別にお前以外にもPerfumeのライブ行きたい奴は山ほどいるから、断るなら早くしろ」とかぬかすわけですよ。そこで改めてエロ火という男の器の大きさを感じたんですけれども。


そして月日は流れてそんなこともすっかり忘れ去ったある日、あろうことかまた彼からのメールを受信してしまいました。その内容は「Perfumeが出演するサマソニのチケット取ったんで一緒に行きませんか?」とのこと。懲りてねぇ、塀の中の懲りない面々レベルの懲りなさ!! しかもthe VerveでもSex Pistolsでもなく「パヒュームが」出演するサマソニってなんだよそれ!!! ただとりあえず、サマソニは毎年の恒例行事として今年も参加するつもりだったので、晴れてエロ火とともにPerfumeを観ることがなし崩し的に決定したわけでございます。


で、せっかく観るんだったら予習しとかなきゃという生来の貧乏性を発揮して買ってみた「Fan Service bitter」がマズかった。なんだこれ、ただの最高のアイドルユニットやないか、ということに気づいてしまったのです。カルマ。僕が新たなカルマを背負った瞬間でした。そこから堕ちていく速度のはやいことといったら、もう。当然のようにlove the worldフラゲし、あとはもうDVDをエンドレスリピートですよ。


Perfume楽曲の魅力って、なんだかんだでメロディラインだと思うんですね。テクノ的な部分だったり曲の完成度がどうとか音の作りこみがうんたらかんたらとかスタイリッシュな世界観だのコンセプトだの、身体性を排した振り付けなりCGを多用したPVだのっていう要素は、あんまりピンとこないというのが実感。だからこそ、この「love the world」は当たり。トラック先行じゃなくて、あくまで「歌モノ」として作られてるから、アイドルポップスとしてがっつり鳴り響いとるわけです。それにしたってPVの2:25辺りののっちのかわいさは奇跡だし、かしゆかの髪の毛にかくされたチラリズムなエロティシズムがポリリズムであって、あ~ちゃんの「私イイオンナでしょ」的表情の作り方はガチでぶん殴ったあとにきつく抱きしめてやりたいくらい腹立つし、とにかく最高。


今回、メンバー3人を「人間」として映像に映し込んでるなという印象があって、表情がとにかく豊かであることはもちろん、「跳ぶ」という行為が象徴的に使われてます。手を上にかざし足を思いっきり曲げて(しかも素足で!!)飛び上がり、振り乱した髪が顔や体に巻きついていき、表情を隠す。隠すのだけれど、そこかしこから見えてくるパーツの艶やかさ。やがて、身体が重力に従って地面に着地する身体性。2:34のかしゆかの首筋なんてもう「生」に溢れてるし「性」がビンビンだもの。全体的にまばたきや目の動きも多用してるしね。サビの「チュチュチュ」辺りなんかは確信犯で、中田ヤスタカがちゃんと「アイドル」としてのPerfumeを意識して曲を作りましたぜ、っていう一種の刻印みたいなものなのかななんて思いました。それにしても3:59からの3人が同時に飛び上がってるところの無駄な勢いというか迫力は凄すぎるよね。売れるってこういうことなんだろうな。


ラストの大サビ(3:43)でカメラに駆け寄ってきて「チュチュチュ」のフリをする際、のっちは3人で目線を合わせてから駆け寄ろうとして左を向くんだけれど、そこに見えるのはかしゆかとあ~ちゃんが仲睦ましげに微笑みあう姿。慌ててカメラに駆け寄るも、かしゆかに弾き飛ばされるのっち。顔をくっつけあい、完璧にチュチュチュを決めるかしゆか、あ~ちゃん。こんなガチの人間模様が見られるのはPerfumeだけ!!!!!