それにはあまり意味がない

自由に生きて、強く死ぬ。

また8月が来たよ、同じ日のことを 思い出して


いよいよこの季節がやって来ました。あれは2年前のことでしたか。僕がハロプロのことを好きになる決定的なきっかけとなった舞台がありました。2年前のパンフレットの文章を引用します。


「アイドル」という前提から、逃げずに立ち向かう事。逃げ方はわかっていました。アイドルの周りを芸達者な年長者たちで囲むのです。


中略


しかしそれでは、アイドルはなんのため生きているか分かりません。アイドルとはなにか。人間です。成長します。助けられてばかりいたら、いつかきっと腐ってしまいます。ハロー! プロジェクトは違う。必ず自分の足で立ち、おのおの歩いていけるはずです。そのためには脚本も演出も、真剣勝負でのぞむべきだと考えました。


中略


よほどの例外を除き、生涯アイドルを続けるわけにはゆきません。いつかその境遇から巣立ち、次の人生を歩んでゆく。そのとき確かな手本となる存在(マルシアさんと箙さんの事です)を、この公演にも設けたかったのです。


あれから2年。今回も再び宝塚とタッグを組み、なおかつアジアツアーをこなしてすぐさま稽古に突入するというハードスケジュールの中、遂に開演まであと1日。


明日は、午前中にガッタスの練習で石川さんを拝見させていただいた後、聖地であるところの新宿コマ劇場へと赴きます。行かれる方は、メールやコメント等でお声がけいただければと思います。幕開け前日、大変心地よい緊張感でございます。俺、出演するわけでもなんでもないのに。