それにはあまり意味がない

自由に生きて、強く死ぬ。

まのぴあの。

 

マノピアノ。さて、突然で何のこっちゃわからないとは思いますが、今からみなさんとりあえず騙されたと思って、PCの前で三回「マノピアノ」とつぶやいてみてください。いいですか? いきますよ。せーの、マノピアノマノピアノマノピアノ。どうでしょうか、ここまできたらせっかくですし、もう3回くらいつぶやいときましょうか。せーの、マノピアノマノピアノマノピアノ


はい、これでもうみなさんも「マノピアノ」の「魔の手」にかかりましたね「マノ」だけに。この言葉、ふとした瞬間に頭のなかにこの言葉が浮かんじゃったら最後、ずーーっと頭にこびりついて離れないですからね。自分でもびっくりするくらい。魔性の言葉なんですマノピアノ。まのぴあの。さて、じゃぁいったい「マノピアノ」ってなんやねんと、そろそろそんな至極真っ当な疑問が出てくるタイミングかとは思いますので、こちらの動画をどうぞ。


このクソかわいい美少女は、真野恵里菜さんという方でございまして、先ごろインディーズでソロデビューを果したアイドルさんなんでございます。でもって、このデビュー曲のコンセプトは、ずばり「ピアノ弾き語り」。真野さんが生ピアノで弾き語りをする、というのがウリなんです。真野がピアノで弾き語り。真野がピアノで。真野ぴあの。まのピアノ。マノピアノ


うわぁぁぁぁぁぁぁ、そのままっっっっっ!!!! なんのひねりもねぇぇぇ!!!!! Perfumeとか嵐とかみたいにオシャレだったり和を意識するわけでもなく、AKB48みたいに時流に乗ったネーミングでもなく、無農薬の採れたて野菜を産地直送でそのままお届け!!!!!! Girl Next Doorも真っ青!!!!!!!! いやまじで今年最大のディープインパクト


でねでねでね、この動画がまさに真野恵里菜さんの「マノピアノ」っていう楽曲のライブ音源になるんですが、もう一回聴いてみてくださいよみなさん。別に歌がうまいわけじゃないんです。ピアノ演奏が上手いわけでもないんです。でも、すげぇ耳に残りませんか? 別に口パクでもなけりゃ当てぶりでもなくて、踊りとかフリが面白いわけでもないし、オシャレなわけでも、かといって特別音痴でも演奏が下手なわけでもないのに、なんか印象に残りません?


たぶん、これって真野さんの自然体の、飾らない「そのまま」の魅力が詰まってるからだと思うんです。クラスの優等生が音楽室で、近所のお嬢様が窓辺の部屋で、手癖でピアノを弾きながら、歌うともなく歌っている、そんなイメージ。シンプルなメロディが一層彼女の魅力を引き立たせています。タイトルもこの楽曲の持つ、まっすぐさ、ナチュラルな感覚を伝えるためにあえて名づけられたんだろうと思います。きっと。たぶん。恐らく。そう思いたい。思わせて。でも、アイドルって別に奇を衒わずとも、これでいいんじゃないかなぁ。


ねぇ、あいたいよ。あいたいよ。あいたいよ、そう、いますぐあなたに。あいたいよ。あいたいよ。あなたに。ねぇ、10分でいいのに。


この繰り返しはやべぇよ。もう僕は既に頭をやられちゃってます。頭のなかでこの部分がずっと鳴り響いています。下手なテクノポップより全然ぶっ飛べます。トランスです。リフレインが叫んでる。