それにはあまり意味がない

自由に生きて、強く死ぬ。

同年代への憧れと尊敬の ~オリエンタルラジオ世代からナインティナインへの答えらしき何か~


【公式】PERFECT HUMAN 歌詞ありver.【オリラジ】

オリエンタルラジオさんのダンスユニットであるところのRADIOFISH。ネタ番組に出るたびに話題になるけれど(今回なら「PERFECT HUMAN」)、楽曲的には「GOODBYE」がめちゃエモいから気になった人は聴いてみていただきたい。「PERFECT HUMAN」は楽曲と藤森さんのフロウの完成度の高さはもちろん、武勇伝ネタから「あっちゃんカッコいい」という概念をリリックの中心に据え、急に芸人が歌い踊ったら面白いでしょう? というレベルは軽く超えており、お笑い芸人のネタとしても完成度が高い。

 

そんな「PERFECTHUMAN」を、かつてめちゃイケで数々「芸人が完璧にダンスする」名作コントを作ってきた事務所の先輩であるナイナイさんの前で披露する2人が熱い。オリラジさんと同年代の私としては、めちゃイケで育ってきた世代として、ナイナイさんへのアンサーソング的な感覚があって胸が高まってしまう。本当に、勝手な感情なんだけど。デビューから事務所に強烈に推された結果、成功し続けていく苦しみと失敗してしまった苦しみ。それぞれ別の荷物を背負ったこの2組が同じ画面に並んでいるのを見るだけでその裏にある物語が一気に思い浮かび、なんとも切なくなる。それは同時に、2組が今も第一線で戦い続けているからこそ見える構図であり、最近オリラジさんが同期のトレンディエンジェルさんに言及していることも含めて希望と呼べるものでもあるのだけど。

 

乃木坂・SKE48オタ的にはらじらーMCとして親しみがあり、アイドル弄りの技術の高さにも定評があるお2人。いまさら彼らの栄光と挫折と再起のエピソードを書く必要はないだろうけど、同年代として単純に憧れているので、何か書きたくなってしまったのです。

 

PERFECT HUMAN

PERFECT HUMAN

  • RADIO FISH
  • J-Pop
  • ¥250