それにはあまり意味がない

自由に生きて、強く死ぬ。

HKT48 vs NGT48さしきた合戦 #9 ドボンはダメよ さしきたブラックジャック感想

 今回のさしきた合戦は「ドボンはダメよ さしきたブラックジャック」という、メンバーが質問に数値で回答し、目標の数値に近付くように相手チームを指名していく企画。メンバーにアンケートを取ってエピソードトークを聞こうという回でしたが、この企画良かったです。出演メンバーに満遍なくスポットライトが当たる構造になっているし、エピソードもテンポよく紹介されていくので、この放送枠の定番企画にしてほしくなる出来。

 今の自分はアイドルとして何点?

「今夜はお泊りッ」から山口真帆さんが気になっているのです。アイドルとしての自己評価は「0点」。謙遜じゃないレベルの自信のなさが応援したい感を刺激してきやがります。綺麗系のアイドルがバラエティに出ようとすると、嫌味がないようにナルシストキャラを演じたりします(神志那さんとか道重さゆみさんとか)が、山口さんの謙遜はそういった計算じゃないように見えるのです。他メンバーも軒並み低点数で、やはりAKBGとして活動すること自体が永遠プレッシャーなのだと再確認。あの山田野絵さんですら自己評価「2点」でしたし。

 

そこですかさず村重さんが「そこは冒険して欲しかった(キャラ的に高得点を書いて欲しかった)」とぶち込んできたのが感慨深い。若手の間はグイグイキャラを貫いていいと、そのフォローは先輩がやっておくぞと、そんな余裕と優しさが垣間見えました。その後、ドボンを「ドローン」と言い間違えて、バカも垣間見えたのはご愛敬。そしてそんな愛情を感じてか、その後すぐに山田さんが顔面クリームをくらってて、こうやってバラエティ魂が継承されていくのだなとしみじみ。クリーム喰らって帰ってきた山田さんが若干かわいくなってる件がアイドルバラエティらしくて素晴らしかったです。

 

アイドルの自信のなさについて追記。極度の謙遜と遠慮に関しては、乃木坂46を追いかけてても感じることがあります。ネットだったりライブだったり握手会だったり、「悪意」に晒された傷が垣間見えて。

 チームのメンバーにキレられた回数は?

ぴったり目標数値を達成して「1位のやつ」を見せつけた指原さん。「指原吠え」の表情が好き。ドラフト2期の今村・村川・松岡トリオのエピが微笑ましすぎる。孫レベルのかわいらしさ。顔面クリームは菅原りこさん。山田さんとは違うNOTバラエティメンの菅原さんのクリーム姿は貴重。菅原さんの「喋れないです」というリアクションに「喋れてるよ」とカブせる指原師匠。この最高の教材が身近にあるHKTはやっぱり恵まれてるよ。

 今までに告白された回数は?

「モテるかどうか」判断する女子目線がリアル。告白された回数に関して、村雲さんの0回は本当で、太野さんの0回は「嘘だ」と叫んでるさっしーと北原さんが楽しそうでやばい。そんな太野さんに年齢を聞いて、18歳だとわかった瞬間に「嘘だ!」と連呼するという荒業を披露した村重さんはガチのアイドルフーリガン。山田さんの告白された回数「18回」は、冒頭の村重レッスンを即実行した感動のシーン。

 

そして、今村さんが女として指原さんに勝っていたことと、田中美久さんが「HKT辞めて俺と付き合え!」と小6にしてかまされていたという衝撃の事実がドロップされたエピソードを聞いて、まだまだHKT48の未来は安泰だと確信いたしました。また、指原さんの甘酸っぱい初彼氏エピソードにきゃっきゃきゃっきゃしてる北原里英さんを見て、りのりえはガチであり真実であり永遠であるということも確信。

 

(2016.03.07放送 HKT48 vs NGT48さしきた合戦 #9)