それにはあまり意味がない

自由に生きて、強く死ぬ。

乃木坂工事中#47 14枚目シングルキャンペーンinグアム① 感想

恒例のヒット祈願企画を、公式お兄ちゃんことバナナマンさんと乃木坂46が常夏のグアムにてロケ敢行。かわいい女子みーつ海ですよみなさん。最高。こんなの最高の企画でしかありません。設楽さんもテンション上がって、冒頭から桜井玲香さんを海へ突き飛ばすバラエティ仕様の「カイザー設楽」へ変貌。そして、4年目にして全員で海外ロケを開催できたことに対して、高山一実さんが「やりましたね」と高らかに「登りつめた」感を表現したところで、「高度4200Mからのスカイダイビング」へ向けた怒涛の負け残りサバイバルゲームが開会されたのでありました。

 

正解したら即バカンス アンダーメンバー負け残りクイズ

アンダーメンバーとキャバ嬢(新内眞衣さん)の中から4名負け残るクイズ大会。さしづめ、お笑いウルトラクイズのアイドル版。不正解を出せばテレビに出演できるのでアイドル的な正解は何なのか迷うところでありますが、そこは純粋な乃木坂ちゃん。ろってぃーの「たのすぃー」の一言でそんな無粋な考えは消し飛びました。そして、独壇場。バカ2TOPの能條愛未先生と和田まあや先生は順調に負けていきます。いちいちオモシロ解答を拾ってるとキリがないので、とにかく映像を見てください。きっちりボケていきます。あえていうなら「今いるのはどこの国?」という問題に対して、和田さんの「海外」渡辺みり愛さんの「グアム」という解答がIPPONでした。結果として川村真洋寺田蘭世能條愛未渡辺みり愛さんという四天王が選抜に挑むことになりました。

 

 ぐるぐるビーチフラッグ

 この企画を見ていた日村さんが「この番組ずっとこれやってりゃいいじゃん。それくらい面白い。永遠にこれ。日が暮れるまでこれ」とおっしゃっていましたが、まったくもってその通り。アイドルバラエティには「本気・天然・計算」の間を揺れ動く感情を鑑賞する楽しみがあると思うのですが、このVTRにはそれがぎっしり詰まっていたのです。

第1回戦 (海側から)深川麻衣衛藤美彩川村真洋渡辺みり愛

海。とにかく「ぐるぐるバット」を「海」の近くでやってる時点で、「どう海に落ちるか」の勝負をしているわけですよバラエティ的には。ただ、普段から思慮深いというか遠慮渦巻く乃木坂ちゃん。そんな簡単に「お約束」をやれるk……先輩。衛藤さんがやりやがりました。海最前線で戦っているまいまいをすっと追い越して全身ダイブしていく衛藤さんの姿はもはや全盛期のインザーギのそれ。さすがのミスマガジンです。今後の番組の流れを決定付ける素晴らしいゴールでした。セクシーは渡さないという確固たる決意すら漂うそんな戦場に、深川さんも続いて飛び込む。戦場の天使であり聖母であるところのまいまい。卒業まで最前線で戦い続けてくれるその背中をしっかり目に焼きつけつつ。

 

勝者:渡辺みり愛 

第2回戦 (海側から松村沙友理桜井玲香寺田蘭世秋元真夏

海に一番遠い秋元さんがどのように海に飛び込んでいくのか、がテーマの回。「仕事だよ真夏」と体調不良でロケ欠席の白石麻衣様がつぶやいたかどうかはわかりませんが、どんどん海へ近付く秋元さん。しかし、一番最初に海へ落ちたのは松村さんでした。その姿を見て、瞬時に方向転換して砂浜で豪快にコケる芸に切り替えた真夏さんの気遣いに巧みです。そして、何の意図もなくただの天然で海にゆっくり沈んでいく桜井さんに爆笑。

 

勝者:寺田蘭世 

第3回戦 (海側から西野七瀬若月佑美井上小百合橋本奈々未

ガチ。この組はガチ。そんなガチ勢の中で、若月さんが海に入るべきか転ぶべきかいろいろ迷いながら廻って走った末に普通にフラッグを取った様が爆笑でした。真面目。あと、10回も回れなかったなぁちゃんがかわいすぎた。天使。

 

勝者:若月佑美

第4回戦 (海側から能條愛未齋藤飛鳥高山一実堀未央奈

「もう回ってる」能條さんの姿が愛らしいバカ。期待を裏切らない、っていうのは結構難しいこと。開始前にカイザー設楽さんが、堀さんに「一番端っこだけど、海、気をつけてね」と前フリ。忠実な堀さんは、海を逆走する新パターンのボケをきっちりこなす健気さを見せる。こういう天然と計算の間にいるアイドルの姿って本当に素敵だと思っているのですがいかがでしょうか。あと、飛鳥さんはバラエティ的なお約束をやるのが嫌な思春期さん。でもきっちり海に入っていくのがスターの証拠。かずみんは美脚。じょーさんは天才。

 

勝者:高山一実

第5回戦 (海側から生田絵梨花伊藤万理華星野みなみ生駒里奈

星野さん曰く「そういう担当(ヨゴレ役)」がいない組。となれば、当然のように生田さんを海に寄せるバナナマンさん。となれば、当然のように3回転で落水し、当然のように水深15cmで溺れる生田さん。ツラがやべぇ。かのように自覚的にボケられる彼女は生粋のコメディエンヌ。末恐ろしい。そして、まりっか20先生は平均台の上を舞うように軽やかに、生駒ちゃんはゆっくりと帰還。虹のような生駒ちゃんの残像を残しつつ、来週へ続く。

 

勝者:伊藤万理華

 

 (2016.03.13放送 乃木坂工事中#47 14枚目シングルキャンペーンinグアム① )