それにはあまり意味がない

自由に生きて、強く死ぬ。

HKT48 vs NGT48さしきた合戦 #11 ドッキリで時間が止まる魔法対決 感想

冒頭からりのりえの愉快な謝罪と茶番でスタートした今回のさしきた合戦は、ゲストに「魔法に詳しい」スピードワゴン井戸田潤さんを迎えた「時間が止まる魔法対決」という企画。偽の料理企画でメンバーを呼び出し、魔法で時間が止まったという「体」で色々ドッキリを仕掛けてみようという内容。まぁ、完全なるソフトオンデマンドの時間よ止まれシリーズの最新作となっておりました。

魔法使い:矢吹奈子 ドッキリ:兒玉遥田中美久村重杏奈

メンバーが魔法をかけられた最初のリアクションを迷っているとき、指原さんが「時間が止まった」「動かなくなっちゃった」とガヤで方向性を導いてあげてるのが素敵。そして、その流れを忠実に守る村重さん。スリッパで叩かれたときも、きっちり「ちょっと待って痛い」と時間が止まってる体を無視するお約束リアクションをこなしていてさすが。そしてアイドリング!!!ファンとしては胸熱の「口に強風」のお時間。朝日奈央さんが大好きなイーソーシリトリの罰ゲームでお馴染みでしたけど、はるっぴの顔が衝撃的。あんなに綺麗に歯茎見せるだなんて、医学書ポリデントのCMくらいしかないんじゃないかってくらい歯茎だった。はるっぴは歯茎。

魔法使い:荻野由佳 ドッキリ:西潟茉莉奈高倉萌香奈良未遥

とにかく西潟さんの少ないチャンスで爪痕残そうとするギラギラ感が最高でした。すぐに時間が止まっちゃうあの感じだったり、スリッパで叩かれて舌打ちしてアクセントをつけてみたり、カエルを頑張ってガマンしてみたり、強風を浴びせられたあとの何かを悟ったかのような目つきだったり、高倉さんが包丁を荻野さんに突き付けてたときのツラだったり、お姉さんメンバーの意地を見せつけられました。坂口理子さんだったり惣田紗莉渚さんだったり、お姉さんメンバーにはできるだけ末永く活躍してほしいなと願ってやみません。18~20歳くらいで卒業するのは早すぎる、と個人的には思っています。酸いも甘いも噛み分けて、そこから滲み出てくる隠しきれない人間らしさに惹かれるのです。

 

が、一番素敵だったのは、そんな西潟さんの頭の上にカエルを乗せろというフリに対して寸止めで許してあげた荻野さんでした。

魔法使い:今村麻莉愛 ドッキリ:宮脇咲良朝長美桜・村川緋杏

小学生のお遊びコーナー。今村さんにビリビリペンをやられた瞬間に殴り返す宮脇さんのビーバップハイスクール感が深刻なレベル。

魔法使い:中井りか ドッキリ:山田野絵山口真帆加藤美南

山田さんはこの数回の収録中での成長半端ない。独力でオチまで持っていける貴重な存在。山口さんに関してはこんなこと書いてファンの方に怒られないか心配ですが、ガチのソフトオンデマンド感が出てて健全な青少年には見せられない映像に仕上がっていました。なんだろう、あの「なんやろなぁなんやろなぁ」と横山総監督ばりに言葉で説明できない類の「デビュー作で引退した儚げなAV女優」感は。で、それとはまた違った意味でセクシーだったのが加藤さん。そこはかとないテレ東の深夜感すら漂っており、恵比寿マスカッツと兼任する日もそう遠くないのかもしれません。遠いけど。

(2016.03.21放送 HKT48 vs NGT48さしきた合戦 #11)