それにはあまり意味がない

オタクになりきれない私の、オタクに憧れる日々のあれこれ。

HKTBINGO! #2 HKT48お笑いオーディション後編

 前回(感想は下記リンクへ)に引き続き、お笑いオーディション中のHKT48メンバー。

スタッフの雑なボケへの対応
  • 目覚まし時計、スニーカーを携帯電話に見立てるボケ

番組の撮影中かつ「お笑いオーディション」である旨を事前に伝えられているメンバーにとって、何があっても咄嗟にリアクションをとれるよう、アンテナを張り巡らしている状態で進行する状況。全員に同じ条件を与えた上で、多様なパターンを観せるのが「お笑いリアリティショー」としての面白さ。普通のバラエティ番組なら、平均・模範解答・失敗の3パターンを流す程度で済ますところを、メンバー毎により細かなパターンを提示している。例えば、同じ「目覚まし時計にツッコむ」パターンでも、「照れて間が悪い」「時計が…と続く言葉が出てこない」「エセ関西弁」など多様性を示すことで、結果として面白い間やパターン、フレーズが浮かび上がる構成となっている。

 

 

松本日向さんの独特の間だったり、渡部愛加里さんのボケ終わるのを待った上での間髪ない鋭いツッコミだったり、坂本愛玲菜さんのノリツッコミの演技力(あのおとぼけフェイスったら!)が輝いて見える。また、だからこそ例え滑っていたとしても、宮脇咲良さんのように何とか爪痕を残そうとする工夫や姿勢も際立っていた。

 

  • バナナをペンに見立てるボケ

HKTのバラエティ面を支える両巨頭が流石の対応。水野さんにハマってる坂口理子さんは、バナナを使ってメモを取ってるという状況を端的に説明した上で「バナナやで」と「イイ面」でツッコんで。田中菜津美さんは、バナナでメモを取るスタッフを「首にしてもらっていいですか?」と一言で切り捨てる。他番組やライブMCでも、常に意識を研ぎ澄ましているのが伝わるし、そういう日々の行動が活きているんだろう。

 

そして、「宮崎と宮崎」こと「顔が面白い」駒田京伽さんと冨吉明日香さんは、長年の培ってきたコンビ芸を披露。バナナのボケに対して、駒田さんが素早く反応しツッコむ。そこで駒田さんが「おいなりさん使いますか?」とボケにノったところで、冨吉さんがその意図を察し「消しゴムじゃねぇよそれ」とツッコむ、流れるような展開。これも普段の積み重ねが透けて見えるやり取りで、先輩メンバーの意識の高さが垣間見えるパートだった。

 

その意識の高さがどこから来ているのか。これはもう、指原さんが上記のボケにツッコむ映像を見れば一目瞭然だろう。「頭2つ抜けてる」もの。

着席前の1ボケ

ダイジェストでテンポよく流れていく中でも、工夫が見えたメンバーには可能性を感じる。 村川さん・秋吉さんペアや清水さん、豊永さん・下野さんペアのように短時間でもネタを繰ってくる姿勢が大事なんだろうと感じられる。その姿勢・準備性と演技力において、坂口さん・今村さんペアが評価されたことにも納得感があり、非常に真っ当なお笑い番組になっている。

作家・水野としあきさん(サンドウィッチマン担当)のオーディション結果

この2組が水野さん協力の下、漫才を披露するとのこと。稽古を重ね、水野さんに指導してもらうこと自体に価値があるこの取り組み。プロの漫才脚本を素人が演じるとどうなるのか、という点にも注目しながら次回へ続く。

 

(2018.07.23放送 HKTBINGO! #2 HKT48お笑いオーディション後編)