それにはあまり意味がない

自由に生きて、強く死ぬ。

HKT48のおでかけ! #154 椎茸収穫・手作りこんにゃく前編感想

今回は「しいたけの収穫」と「手作りこんにゃく」がテーマ。そこはかとないEテレ感。いわゆる「知らん子の収穫」回ですが、オタ的には一つの目標に向かっていく「過程」とメンバーの「関係性」を楽しめる内容となるのでありがたい内容。

 

まずはしいたけチームなんだけど、これはもう岡本尚子さんに注目せざるを得ない。以前、後藤さんが岡本さんのガヤポジションにいるときの表情・リアクションを絶賛してからというもの、全てのカットで手を抜いてない。進行を邪魔しないようになるべく声を出さずに表情だけで感情を表現する岡本さんに注目して過去VTRを見直すだけで泣けるので、そこだけDVD化してほしい。買わないけど。個人的にはワイプモンスターと賞された矢口真里さん以来の逸材。そしてチェーンソーで木を切るという唯一ピンで目立てる場面では、きっちり「快感」と橋本環奈ばりの薬師丸ひろ子ばりのコメントをぶち込んでました。少ないチャンスできっちりゴールを決める。おかぽんはHKT48スアレス

 

続いてこんにゃくチーム。坂口理子さんと駒田京伽さんがいるだけで、一定のクオリティが期待できる安心感がある。坂口さんがセクシー担当だっていうのは、当初は「え、お前が?」というギャグ的な要素も若干あったと思うけど、今や本当に本人から隠しきれないセクシーが出ちゃってるから困る。こんにゃくを切って「ぱかーん」と開いてみたり、こんにゃくを混ぜながら「(エステ風な口調で)60分コースです。よろしくお願いしまーす」とコメントしてみたり。そのセクシーに反応した後藤さんが瞬間的にいやらしい店を想像して「何言うてんねん」とツッこむのも当然。その後坂口さんが「まずリンパの流れを整えて…」と重ねて、後藤さんが「エステコントか」と気付いたところに指原さんが「ギリアウトですね」と下ネタを粒だてた流れが最高。と同時にEテレ感も消失。でも一番セクシーだったのは山田麻莉奈さんの「スイッチオン」だったのはご愛敬。あと、穴井千尋さんが調理帽かぶってる姿と、くそでっかいこんにゃくをちっちゃいつまようじで食べようとする姿があまりにもかわいくて何か悔しい。

 

指原・後藤さんトーク。指原さんのホテル宿泊時・トイレ時における、盗撮・盗聴・不審者対策の話だったけど、改めて彼女が壮絶な環境で生き抜いていることに気づかされる。ギャグっぽく話してたけど、さっしーが対策してることって全部実際に起きている事件だからあまり笑えない。嘘。ピースしながらトイレにいる指原さんを想像したらやっぱり笑える(「2本出ました」のコメント込みで)。けど、AKBGはもちろん、彼女がファンだったモーニング娘。ハロプロなんて全部この犯罪行為はやられてたし。指原さんが一般人で娘。ファンだった頃は、2ちゃんねるでは写真週刊誌だけじゃなくてファン(ストーカー)が盗撮・盗聴したファイルすら横行してたもの。気抜けないよ。アイドルをやること、芸能人になることってそんなことまで受け入れなきゃできないことなのか。有名税ってそんな負のコストまで抱えなきゃいけないのか。めちゃかわいい女の子がみんなの前で歌い踊って輝いてるだけじゃダメなのか。

 

「スキャンダル中毒」ってタイトルの写真集を、2016年の「今」発表すること自体がすげぇロックだと思ってるんだけど、何が表現の自由で、何が権力者への抑止力で、何がくそったれなストーカーの犯罪行為で、何がゲスな出版社の金儲けの手段なのか、情報の受け手が真の意味で取捨選択していかなければいけない時代になったなと感じたところでおでかけの感想終了。

 

おでかけMVP:次回決定(岡本さん有利)

 

(2016.02.17放送)