それにはあまり意味がない

自由に生きて、強く死ぬ。

HKT48のおでかけ! #157 ガチンコ料理バトル第3弾後編感想

前回に引き続き、指原さん、後藤兄さん、3度目の料理対決企画怒涛の後編。前回の感想はこちら。

 

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 今回の料理テーマは「家で普段から作っている料理」。指原さんは「他人のいいとこ取り鍋」と題して調理開始。不倫したくなるくらい料理が上手いとうそぶくさっしーに対して、にんにくの皮むきにも鍋の火加減にも口出しし、鍋に豚肉がひっついてると指摘し、料理は結果おいしければいいという指原さんに対して料理は過程が重要だと語り、鍋に白菜は合わないんじゃないかとつっかかる後藤さん。その怒涛の口撃に「超うぜぇ」とやり返す指原さん。2人の結論は「絶対付き合われへん」「絶対無理」と不倫関係には至らずでしたが、このやり取りがたまらなく萌えるのは私だけではないはず。終始、後藤さんが好きな子(もしくは娘)に対してちょっかいかけてて、指原さんが丁度いい温度のリアクションを返してる光景が微笑ましく。白子を煮込んでるさっしーが何気なく「白子ちゃん、白子ちゃん」とつぶやいたところで、2人が息をぴったり合わせて「はなちゃん(松岡はなの愛称)」と呼ぶところなんて最高かよ、と。ゴッドタンのイチャまんグランプリに出ても遜色ないイチャ付き具合だと思うのですがいかがでしょうか。

 

後藤さんのメニューは「特製豚の冷やしゃぶ」。後藤さんの包丁さばきを見ながら、薬指の指輪が気になったさっしー。収録現場で指輪が付いている人には「そりゃそうよね」と思うと、さりげなく後藤さんを持ちあげる指原さんはやっぱり1位の器。こーゆーところに気遣いと優しさを感じるのです。さっしーが後藤さんに小言をいい返してる姿がかわいすぎ。

 

さていよいよ試食タイム。判定は今回も前田さんが担当。指原さんは鍋のつけだれとしてトリュフ塩とオリーブオイルを使用。本当においしそうで、対決1回目の納豆トーストと比べたら大進歩。後藤さんの冷しゃぶはミツカンさんとエバラさんのたれでおいしくいただく。男の料理って感じだー。ゴトリタンは結構手間かけてたけど、これは本当に「普段」家で作ってる感ありましたね。対決は見事に指原さん勝利で幕。今回はベストカップルMCの魅力を存分に堪能できただけでも大満足だったのに加えて、悟空がべジータに負けた歴史的な瞬間を目にしたところでおでかけ感想終了。

 

おでかけMVP:なし

料理対決勝者:指原莉乃(対戦成績:1勝2敗)

 

(2016.03.09放送 HKT48のおでかけ! #157)

HKT48 vs NGT48さしきた合戦 #9 ドボンはダメよ さしきたブラックジャック感想

 今回のさしきた合戦は「ドボンはダメよ さしきたブラックジャック」という、メンバーが質問に数値で回答し、目標の数値に近付くように相手チームを指名していく企画。メンバーにアンケートを取ってエピソードトークを聞こうという回でしたが、この企画良かったです。出演メンバーに満遍なくスポットライトが当たる構造になっているし、エピソードもテンポよく紹介されていくので、この放送枠の定番企画にしてほしくなる出来。

 今の自分はアイドルとして何点?

「今夜はお泊りッ」から山口真帆さんが気になっているのです。アイドルとしての自己評価は「0点」。謙遜じゃないレベルの自信のなさが応援したい感を刺激してきやがります。綺麗系のアイドルがバラエティに出ようとすると、嫌味がないようにナルシストキャラを演じたりします(神志那さんとか道重さゆみさんとか)が、山口さんの謙遜はそういった計算じゃないように見えるのです。他メンバーも軒並み低点数で、やはりAKBGとして活動すること自体が永遠プレッシャーなのだと再確認。あの山田野絵さんですら自己評価「2点」でしたし。

 

そこですかさず村重さんが「そこは冒険して欲しかった(キャラ的に高得点を書いて欲しかった)」とぶち込んできたのが感慨深い。若手の間はグイグイキャラを貫いていいと、そのフォローは先輩がやっておくぞと、そんな余裕と優しさが垣間見えました。その後、ドボンを「ドローン」と言い間違えて、バカも垣間見えたのはご愛敬。そしてそんな愛情を感じてか、その後すぐに山田さんが顔面クリームをくらってて、こうやってバラエティ魂が継承されていくのだなとしみじみ。クリーム喰らって帰ってきた山田さんが若干かわいくなってる件がアイドルバラエティらしくて素晴らしかったです。

 

アイドルの自信のなさについて追記。極度の謙遜と遠慮に関しては、乃木坂46を追いかけてても感じることがあります。ネットだったりライブだったり握手会だったり、「悪意」に晒された傷が垣間見えて。

 チームのメンバーにキレられた回数は?

ぴったり目標数値を達成して「1位のやつ」を見せつけた指原さん。「指原吠え」の表情が好き。ドラフト2期の今村・村川・松岡トリオのエピが微笑ましすぎる。孫レベルのかわいらしさ。顔面クリームは菅原りこさん。山田さんとは違うNOTバラエティメンの菅原さんのクリーム姿は貴重。菅原さんの「喋れないです」というリアクションに「喋れてるよ」とカブせる指原師匠。この最高の教材が身近にあるHKTはやっぱり恵まれてるよ。

 今までに告白された回数は?

「モテるかどうか」判断する女子目線がリアル。告白された回数に関して、村雲さんの0回は本当で、太野さんの0回は「嘘だ」と叫んでるさっしーと北原さんが楽しそうでやばい。そんな太野さんに年齢を聞いて、18歳だとわかった瞬間に「嘘だ!」と連呼するという荒業を披露した村重さんはガチのアイドルフーリガン。山田さんの告白された回数「18回」は、冒頭の村重レッスンを即実行した感動のシーン。

 

そして、今村さんが女として指原さんに勝っていたことと、田中美久さんが「HKT辞めて俺と付き合え!」と小6にしてかまされていたという衝撃の事実がドロップされたエピソードを聞いて、まだまだHKT48の未来は安泰だと確信いたしました。また、指原さんの甘酸っぱい初彼氏エピソードにきゃっきゃきゃっきゃしてる北原里英さんを見て、りのりえはガチであり真実であり永遠であるということも確信。

 

(2016.03.07放送 HKT48 vs NGT48さしきた合戦 #9)

HKT48のおでかけ! #156 ガチンコ料理バトル第3弾前編感想

今回はおでかけ名物、指原さんと後藤さんの料理対決企画。しかもワンカメで24分編集無しの一本勝負。古き良き時代の内村プロデュース感がして懐かしみつつ。戸越銀座商店街で2人がデートしている様な雰囲気で買い物をしている様子を楽しむ、ベストカップルMCとしてのコンビネーションが微笑ましいいつまででも見ていられるロケ企画でありました。

 

ロケ初っ端から「後藤さんって外で見ると普通のおじさんですね」と指原莉乃節全開でかましつつ、お肉屋さんに到着して豚バラ肉についてのこだわりを熱く語る2人。がちゃがちゃ感もなく尖ってるわけでもない深夜バラエティってこんなに心地良いんだなと感じる瞬間。そして、指原さんの「お肉屋さんロケでコロッケを買い食いする」夢を叶えることに。マツコデラックスさんが絶賛したコロッケを頬張るさっしーと「この色のシャツが欲し」くなるくらいおいしそうなハムカツを食す後藤さん。指原さんの、後藤さんのボケを素直に笑うとこと、すかしたりツッコむところの配分が絶妙なんだよなー。ここが相性良く見えるポイントだと個人的には感じてます。ちなみに、指原さんはこのコロッケが2日ぶりの食事だったとのこと。忙しすぎて疲れちゃってたけど、すごい元気出たらしい。普段はグループや後輩を背負って活動してるけど、芸能界の大先輩であるところの後藤兄さんがいるこの番組では、重い荷物を少し下ろして「委ねる」ことができるんだろう。だからこそ、番組全体にゆるさ=安心感が漂ってるんでしょうね。そのゆるやかさが視聴者にとっては心地良いのです。

 

そして、お魚屋さんでは大将に刺身をたらふくいただく。大将に綺麗だと褒められて、付き合って欲しいと伝えた指原さん。でも、大将は後藤さんと付き合いたいということになりあっさりふられるさっしー。猫にも後藤兄さんにも負けた指原さんに爆笑。その後はからあげを買い食いしつつ、八百屋さんへ。八百屋さんの買い物風景は完全に熟年夫婦のそれでした。ほっこりする映像。最後はからあげ食べて、撮影時間1分余して終了。指原さんの「めっちゃ楽しかった―」という感想が印象的でした。といったところでおでかけの感想終了。次回は料理対決後編です。

 

おでかけMVP:なし

 

(2016.03.02放送 HKT48のおでかけ! #156)

HKT48 vs NGT48さしきた合戦 #8 息切れカワイイ選手権感想

今回のさしきた合戦は「息切れカワイイ選手権」という、簡単なゲームをチーム全員が成功させなければいけない企画。ゲストは三四郎のお2人。今の売れっ子っぷりを見てるとゴッドタンの業界注目度の高さえげつないなと痛感します。

 内緒で旅立とうとする彼を100回叩いてカワイイ一言

松岡はなさんに言及するのは難しい。感想書くたびに「かわいい」しか言葉が出てこないもの。俗に言う「今推さなかったらいつ推すの?」状態。アイドル好きなら一目でわかる輝きが今の彼女にはあるし、時期的にも総選挙前の最高のタイミングに仕上がってきていて、これも「持ってる」。HKTのてっぺん(先頭集団)まで駆け上がるだろう逸材だし駆け上がらなきゃいけない存在。だんだんメディアでも素が出てきてて、優等生タイプに見えて以外と生意気リップスな性格もヲタに愛されそうな気配しかない。神志那結衣さんは去年の総選挙におけるシンデレラガールだったけど、今ではしっかり視聴者に印象付けられる技術が伴ってきている。サンドバッグを殴る件がややだらけるなと感じ取り「髙山 VS ドンフライ」戦のムーブをぶち込んできやがるし。後頭部を掴んでの右ストレートにはカワイイ要素が1つもないわけだけど、そのギャップが良いのです。

 引っ越し業者になって段ボールを7個運んでカワイイ一言

これも毎回書くことになってしまうけれど、やっぱり指原さんは優しい。指原莉乃の半分は優しさで出来ているといっても過言ではない。過言だけど。その優しさに触れたのが、今や「AKBのセンター」宮脇咲良姉さんとNGTの「面白い顔」山田野絵さんの対決。対決の勝者しか「カワイイ一言」を言えないシステムになっているのですが、当然、現状では宮脇さんの方がファンが多いわけです。そこで、指原さんはあえて「山田と咲良だったら咲良のかわいい言葉見たい」「わかってる? 山田」「視聴者はどちらが見たいかを考えて勝負して」といじってあげる。このいじりによって、山田さんは勝っても負けてもどっちに転んでも展開できておいしくなるし、新人であるところの山田さんの緊張感を解いてあげたり、先輩に対して変に空気を読んでしまうことを防いでいるという凄まじい優しさ。番組内・ステージ上でこのレベルでメンバーをフォローできるメンバーは彼女しかいないので、まだまだ指原莉乃HKT48に欠かせない唯一無二の存在だと思うのです。

 

食少女は我が愛する「いもむchu!」の3人(冨吉明日香駒田京伽坂口理子)。内容が濃密過ぎて泣ける。先頭で引っ張る坂口さんといじられつつ話題をふる冨吉さんと真ん中で微笑んでる(けど頭の中では色々考えてる)駒田さんの関係性。冨吉さんが「私は本当はいーちゃん後藤泉さん)と同じタイミングで卒業しようと思ってた」「選挙で圏外になってもう諦めるしかないのかなと思って」「私はHKTにいてやりたいこととか、達成したいこととかあるのに、そうやって、逃げじゃないけど、そういうのはやっぱ違うなと思った」「ファンの人の気持ちになって考えたら、今までこうやって一生懸命応援してくれるから、ここで私がその夢に背を向けるわけにはいかないなと思ったから」 とステーキをぱくつきながら丸い顔で超良い話を熱弁してるところに、すぐさま坂口さんが「超かっこいい。(ちゃらく)夢に背を向ける」と和やかな空気に持ってく、この関係性の素敵さね。この3人が共通して持っている、後藤さんの決断を尊重する感情と、「けれども自分は」という意志の強さ、そして優しさがにじみ出ていて素敵だなと。冨吉さんの「HKT一本にして、ファンの人と一緒に夢を叶えたいなと思って」という一言の重み。駒田さんの「親に恩返しをするまでは」という一言の重み。これで彼女達を推さなきゃいつ推すんですかと。今こそ推し時ですぜ、いもむchu!ファンの皆様。

 

ただその後の、選抜発表時に冨吉さん、岡本尚子さん、植木南央さんが落選後に部屋に残されて「新ユニット? カップリングの選抜?」と期待して、周囲も「おめでとう」的な空気感だったのに、結局はただの落選後インタビューだったっていう話が、あまりに「らしくて」爆笑。そこに駒田さんは呼ばれてないのも「らしい」し。良いエピソードだったなー。

 

最後の谷さんとの電話も切ない。カオス公演のレッスン中だったけど、彼女の繊細さが透けて見えて。今回の食少女を見て、改めて「DOCUMENTARY of HKT48」が観たくなった。いーちゃん卒業シーンにおける谷さんの涙の美しさ(儚さ)であったり、冨吉さんの心境だったり、より深みが出てくるから。「いつまでも 居ると思うな アイドルは」ですから。いもむchu!がいつか報われることだけを祈っているのです。

 

(2016.02.29放送 HKT48 vs NGT48さしきた合戦 #8)

HKT48のおでかけ! #155 椎茸収穫・手作りこんにゃく後編感想

前回の感想はこちら。

 

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前回に引き続き「収穫したしいたけと手作りこんにゃく料理」がテーマ。まずはしいたけ収穫の続きから。

しいたけチーム(岡本尚子若田部遥神志那結衣本村碧唯田島芽瑠

先週に引き続き、リアクションモンスター岡本さんの独壇場。しいたけをもぎりつつ「良い匂いする。絶対美味しい。早く食べたい」とカメラにたたみかけるおかぽん。指原さんもたまらず「凄い! 1人で勝手に喋ってる」と反応せざるを得ない程の勢い。ロケ番組なら必ず尺もらえるレベルのリアクションに仕上がっているので、愚直にめげずに毎回これをやり続けて欲しいなと願うばかり。そんな岡本さんが努力とテクニックで稼ぎ出した尺も、別の意味でモンスターである田島さんがあっさりと奪い取っていくという残酷さも見え隠れしましたが、一番面白かったのは一切映像に残ってないところで膨大なしいたけを収穫させられた若田部さんでした。

 

さて、しいたけ饅頭を作る場面。岡本さんのリアクションはもう顔芸の域。もはや言葉を発していなくとも「顔が」うるさいレベルに到達していて、うざかわいい。そして、おでかけ名物、食材を見たら「HKT」か「ハート型」に加工したがる病がしいたけにまで及んでいました。が、一番面白かったのは一切映像に残ってないところで饅頭の生地をひたすらこねさせられていた若田部さんでした。

こんにゃくチーム(穴井千尋山田麻莉奈坂口理子駒田京伽山下エミリー

こんにゃくの味噌田楽をつくっていk……ってエミリーさん興味ねぇぇぇぇ!!! こんにゃく料理そのものにないよ! 興味が!!「何で私がこんにゃくに串ささなきゃいけないの?」的な態度がパンキッシュでありロックンロール。でも、バラエティ番組では何をするにせよ「100点か0点」が求められます。その点でエミリーさんのリアクションは0点だけど、だからこそ番組的にはスパイスになってて良かったと思いますし、実際本当にまずい態度なら編集で切るでしょうから(ごぼうのささがきは一生懸命やってましたしね)。これで次回の出演時は、岡本さんばりにはしゃいでも目立つし、もっと病みキャラ的な方向性を突き詰めても目立つし、どちらに転んでも「おいしい」ので勝負所。でも一番愛おしかったのは、黙々と里芋の皮むきをしてたら農家のおばさんに「あの人上手ですよ」と褒められたけど名前を覚えてもらえなかった駒田京伽さんでした。がんばれぴーちゃん。

 

指原・後藤さんトーク。制服デートだったり、メンバーに青春の思い出がないのはかわいそうと指原さん。やっぱりこの人の目線は優しい。オーディションに関しては「即戦力」が欲しいとのこと。松岡はなさん(と村川緋杏さん)を見出した指原莉乃Pの眼力は確かなので、今回の最終オーディションくらいは関与して欲しいなというヲタの期待を込めつつ(指原さん自身は関与したくないだろうし、それこそが彼女の誠意だけど)おでかけの感想終了。

 

そんなことしてちゃダメよ賞(心配してるのよ):山下エミリー

 

(2016.02.24放送 HKT48のおでかけ! #155)